自動ナット増し締め装置「かってにしまるくん」

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■測定結果

ナット増し締め装置(商品名:かってにしまるくん)の増し締め量と増し締め力の関係を測定した結果は以下のとおりです。
測定結果では、増し締め量はナットの回転数として、増し締め力は回転トルクとして示しています。
(測定機関:広島県立総合技術研究所東部工業技術センター)

▼1.6×10×1000
このグラフはたて軸にナットを締める力、横軸にナットの回転数を表したものです。
ナットの1回転は約3ミリ弱として、この場合は約5ミリ位作用するもので、木材の収縮の変動があまりしなくなった築10年以上の建物に適しています。



▼0.9×12.7×2000
このグラフはたて軸にナットを締める力、横軸にナットの回転数を表したものです。
ナットの1回転は約3ミリ弱として、10ミリ以上の作用することができるので、新築時の木材のまだ枯れていない時期に適しています。
又、乾燥している木材でも日本独特の気候風土により、特に梅雨時の90%以上の高い湿度により、必然的に水分を吸収することにより、木材は膨張し、冬の乾燥している時期に膨張した木材は当初よりもっと収縮します。

その繰り返しにより、木材とネットとの間にすき間が生じることになり、いくら増し締めしていても5〜6年経つと必ずすき間ができます。


※注
尚、表(0.9×12.7×2000)は、一般的な使用に向いている場合と思われます。
また、バネはこの2種類だけでなく、計算上により厚みや長さはいろいろ対応できます。現在、次々と新しい試みに着手しています。