自動ナット増し締め装置「かってにしまるくん」

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■大谷技建 大谷 利彦様

私と高橋君の最初の出会いは、二人が二級建築士を目指して猛勉強している時でした。
私達はお互いに頑張って二級建築士の資格を取得できました。

しばらく経って「これを一度使ってみてくれ」と言って、ナットに直接バネを作用した品物を持ってきた。
しかしこれを使う為には既に取り付けてあるナットを一度外して、やり替えなければならず、ナットを外すと梁が落ちる骨組みもあり、取り付けに大変な危険度を増すものであった。
お互いの見解は「これでは不充分」という点で一致。まだまだ改良の余地があるということであった。

それから、ずいぶん月日が経ち、最近「ようやく完成したよ」と言って訪ねてくれた
(もっとも、その間もちょくちょく会う機会はあったのだが、その話は何も言わなかったなぁ・・・)

見たら以前のようにナットを外す必要もなく、取り付けの安全度も確保され、しかも簡単に取り付けが出来るものだった。
早速、二人一緒に取り付け可能な箇所全てに取り付けた。
あとは、そのバネがナットの緩みを察知してナットを締めるという訳です。
この心強い味方が常に仕事をしてくれるという事で私はすっかり安心したり、感心したりのしきりです。

■民謡さざなみ会 会長 本篠 秀輝様 藤川 陽子様

これで、もう安心!
もう5年位前になりますが、築21年になる我が家の応接間をリフォームしました。
我が家の応接間の天井は、再サイドが少し低くなった2重構造になっていましたので、それを平らにするために天井をいったん取り除きました。それで、いつもは目にすることのない我が家の骨組みが現れました。

それで、ビックリ\(◎o◎)/! な・なんと!! 木の骨組みどうしを繋いでいるはずのネジが、抜けてしまっているところがあるではないですか・・・

そこで、私のいとこの旦那様の高橋さんに診ていただきました。
(まさしく、見るのではなく診るなのです。ホームドクター高橋先生です。)すると、ぬけてはないネジでも、全てのネジがゆるんでいたのです。

ここで、『かってにしまるくん』の登場です!! 私もこの時、初めてこの『かってにしまるくん』を知ったのでえすが、バネ仕掛けの不思議な恰好をしたネジでした。この『かってにしまるくん』は、地震などの揺れを感じるたびに、文字どおりに勝手にネジを締めちゃうのです。なんてすごいのでしょう!! (付け加えますが、そんなネジを開発された高橋さんは、もっとすごいです!)

それ以来、我が家の天井の中で、この『かってにしまるくん』は、日夜休むことなく我が家と家族を守ってくれています。ある意味、主人より頼りになるかも・・・!? 本当に、家族みんなが、安心して我が家で暮らしています。
『かってにしまるくん』! ありがとう。

■農学博士 井口 明様

「かってにしまるくん」
在来工法による日本建築では、桁や梁、柱などの接合の締めつけを金具(ボルト、ナット)で行っています。
建築後の数年間は木材が収縮してボルトがゆるんできます。
これを締め直す「増し締め」を大工さんが行うのが常識でした。これは手間と経費が掛り省略したい工程です。

やっと出ました。「かってにしまるくん」です。
こんなアイディア商品が開発されるのを待っていたのです。長年にわたり広島県立東部工業技術センターで相談を受け続けて、大工さんの困っておられる姿をいつも見てきました。

建築中にナットにかぶせて取り付けるだけ。後はナットが緩むとバネの力で自然に締めつけ続けるのです。
これで安心が得られる技術商品のお目見えです。特許を取得してからも改良が重ねられて来ました。安心度が高くて使いやすい「かってにしまるくん」になったのです。